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これからお話する話は実際にあった話です。
もし、あなたが信じることが出来たらあなたは自分らしい音楽をギターでやることが出来るでしょう。そして、ギターの腕も今までよりストレスなく向上することでしょう。
もし、あなたがこれから話す話を信じられなかったとしても構いません。でも、信じてもらえる方があなたにとっても得なのは間違いないので信じてもらえるように頑張ります。どうか最後までお読みください。
「あかん・・・もう無理・・・」 |
今から約17年前、僕はスタジオでバンド練習をしていました。このバンドではそれなりにライブもやっていて評判も良い感じでした。そこで、オリジナル曲を作ってちょっと名の知れたライブハウスに顔を出せるようにしよう、みたいなことを言い出しました。当時の目的になっていました。
もちろん、僕としても面白そうなので賛成でした。それにもう、アドリブが随分板についていたので、快諾していました。アドリブというのは違う表現をすると「瞬間的作曲」なわけだからバンドがオリジナル曲を作る方向に舵をきろうがなんの問題もなかったのです。
ところが・・・
実際にやってみると問題はすぐに現れました。
それがマンネリという問題。作れば作るほど、マンネリ感がすごい。最初は「これ、なんか前に作ったアレに似てるなー」という感覚で、メンバーも僕も「まぁ、たまたまやろ」くらいに思っていたのです。でも、このたまたまも10回20回と続くと流石にみんな「これでは面白くない」となるのです。
同じ様な曲が出来る度にだんだん心は焦ってきます。同じ様なギターフレーズしか作れない僕はバンドのボーカルが作ってくる曲を単調なものに貶めていたのです。更にたちの悪いことにそのことに気づいているのは僕だけではなかったのです。周りのメンバーも明らかに僕のギターフレーズが全部似ていることに気づいていました。ある日、僕はメンバーに「なんか、ギターのフレーズ、どれも同じ様な感じじゃない?」と言われてしまうのです。
でも、流石に作曲はセンスだとバンドメンバーも全員思ってたから責められることはありませんでした。みんなで色々アイデアを出そうということになって、みんなの暖かさが心にしみました。でも・・・・
なーんにも出てこないのです。
そうなると、やっぱりだんだん空気が悪くなります。明らかに「奧田が遊び心のあるフレーズが作れたら・・・」と言わんばかりの視線を感じるのです。そして、僕の心の中には「同じ感じじゃない?」というあの言葉がリフレインしていました。
「このままではバンド追い出される・・・」
そう思った僕は音楽理論を勉強することにしました。コードもスケールも全然知らなかったからです。ところが早速挫折。理論の中身は理解できるんだけど、その知識をどう使って良いのかさっぱりわからなかったのです。
「やっぱり作曲になるとセンスは必要だよな」とか思いながらもかすかな希望を胸に作曲法みたいな本とかも読んでみたこともあります。とりあえずはなんとかなりました。でも、マンネリを解消することは出来ませんでした。明らかにこのままバンドを続けても同じ状況になることは明らかでした。でも、僕はどうすることも出来ずにいたのです。内心、バンドを追い出される事にビクビクする毎日だったのです。僕はこの居心地の悪さに耐えきれず、そのバンドを自分から脱退してしまいました。
そっから僕はバンドを転々とします。同じ状況の繰り返し。同じ経緯でバンドを辞めては新バンドに入ります。自分のホームグラウンドが決まらないまま、音楽学校に入りました。音楽学校でバンド組んだらいろんな意味で良いかもと思ったのです。
エアロスミスが教えてくれたギターフレーズ作成のヒント
そんな僕に転機が訪れます。ある日、ギターレッスンを受けている時に面白い話を耳にしたのです。それが、エアロスミスの作曲術。たまたま先生がしてくれた話なのですが、その中のあるセリフに僕は引っかかりました。それが・・・
「エアロスミスですら100曲書いてヒット1曲出たらラッキーやって言ってるんだぞ」
というセリフ。聞いた瞬間、脳が揺れました。ここに答えがあると思ったのです。それまで僕は作曲のようなクリエイティブなものはセンスが必要だと信じていたのです。でも、本当は違う。そう思いました。なぜなら、それだけ曲はたくさん書けるものだということを表すエピソードだからです。曲は量産出来る。フレーズは量産できる。このことが大きなヒントになったのです。
ところが、同じ気付きに基づいたフレーズ作成法はなかったのです。ましてやギターフレーズに特化したものなどありませんでした。(今も多分ないでしょう)だから、自分で攻略法を考えました。エアロスミスがフレーズを量産できる理由はなにか?そもそも曲とは何なのか?フレーズとは何なのか?クリエイティブがセンスでないとしたら作曲法やフレーズ作成法はどうなりそうか?こうやって自らに問いかけるとそれはそれはたくさんの仮説が出てきました。そして、それを全部試しました。試した結果うまくいったものを残しました。結果、自己流のギターフレーズ作成術が出来上がりました。
僕も生徒もフレーズ作成で悩むことはゼロになりました
これのおかげで僕はギターフレーズ作成で困ることはなくなりました。そして、同時に作曲でも困ることはなくなりました。曲というのはフレーズの塊と言えるのだから当然の結果でした。結果、1曲は30分程度あれば出来るようになったし、ギターフレーズに至っては1フレーズひねり出すのにいくら時間がかかっても5分以内で収まるようになったのです。
この結果と出来上がるまでのプロセスに可能性を感じた僕はこれをレッスンで教え始めました。するとどうでしょう。みんなこのやり方をマスターするではありませんか。しかも、彼らは自作したフレーズを弾けるように練習することで、以前より短期間でギターの腕前まで高めてしまったのです。始めはこの結果にビックリしましたが考えてみたら当然の結果だと気づきました。あなたは何故、このやり方がうちの生徒さんに結果を出させたか想像つきますか?こうなるのにはちゃんと理由があるのです。
生徒がギターフレーズをたやすく作れるようになった3つの理由 |
理由1:まず、このギターフレーズ作成法はセンスが必要ありません。普通、作曲やフレーズ作成というとセンスが必要と思うものですが、実はセンスは必要ないのです。もっと単純作業のようにしてギターフレーズを作成することが出来るから誰でも出来るのです。
理由2:そして、難解な音楽理論も必要ありません。もちろん、知識ゼロでは出来ませんが、とても基本的な、誰でもわかる知識を使える形で教えると誰でも使えるようになるのです。さらに、それを最も適切なタイミングで学ぶように設計すると誰でもお勉強感も、努力感もなく、楽しく学んで使えるように成るのです。
理由3:しかも、自作フレーズを弾けるようにすることで人のフレーズをコピーするより大幅にうまくなるのです。今までと同じ位の時間しか使ってないのにも関わらず、です。そして、演奏力が良くなると更に次のフレーズにかける時間が短くなるからどんどんフレーズ作成は進むのです。
音楽理論から入るのは実は危ない・・・ |
フレーズ作成や作曲において音楽理論からスタートするのは至って常識です。そして、その方法は何も間違っているわけではありません。
でも、音楽において理論からスタートするのは現実的ではありません。何故か?理由は2つです。
1つ目の理由は音楽理論を理解するのがそもそも難しいからです。僕が通ってた音楽学校の校長がこんなことを言ってました。「音楽理論の独学は無理」。僕は当時、この意見に反発していました。そして、今でもこの理屈には半分反対です。しかし、問題はそこではありません。ここで重要なのは音楽学校に来るたくさんの生徒を見てきた結果、出てきた言葉だということです。つまり、一般的には音楽理論の独学は挫折率が高いということなのです。
もう1つの理由は音楽理論はそれだけでは使えないということです。仮に難しい音楽理論を理解できたとしても実際にフレーズ作成に使えなければただの頭でっかちです。つまり、音楽理論を勉強するなら、どう活用するかということを同時に考えないといけないのです。
この2つの理由が多くの人が音楽理論から勉強して挫折する理由です。もちろん、音楽理論の処理の段階で挫折するからこれでフレーズ作成だの作曲だの出来るわけがありません。昔の僕のように作曲アイデアみたいなものを本とかで学んで活用したとしてもそれだけで困らなくなることは絶対にありません。根本は何も解決してないからです。
僕がフレーズ作成法を教えた生徒さんはみんな本当の作成法を実践することが出来ました。彼らは今ではギターのフレーズで困ることはありません。このやり方でボーカルメロディまで作る事ができるようになった人までいます。ギターのフレーズで困ることがなくなったからバンドはかなり快適になり、音楽が楽しくなった人ばかりです。
さて、このフレーズ作成法はうちの生徒さんだけでなく、あなたにも効果があるでしょうか?もちろんです。なぜなら、センスも音楽理論の知識も必要ないからです。だから、それをあなたにも確かめてみてほしいのです。